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循環器プレミアム3月調査
使用経験別にみた「最も評価が高い抗凝固薬」

 循環器プレミアムでは、新規抗凝固薬の使用経験と評価を明らかにするための調査を継続的に実施。3月に行った第7回調査の結果、新規抗凝固薬の使用経験別に「最も評価が高い抗凝固薬」をみたところ、使用経験がダビガトランだけの医師では、50.9%がダビガトランを、一方、使用経験がリバーロキサバンだけの医師では、60.5%がリバーロキサバンを挙げた。ダビガトラン、リバーロキサバン、アピキサバンの3剤の使用経験者では、評価の高い凝固薬として42.5%がアピキサバン、31.9%がリバーロキサバン、17.7%がダビガトランを挙げた。

 循環器プレミアムでは毎月、登録医師会員(4月現在、約1万9697人)を対象に読者調査を実施している。今回の新規経口抗凝固薬の質問は、2014年3月実施の調査の中で行った。調査期間は3月12~31日で、この間に423人から回答を得た(調査の詳細と回答者のプロフィールは文末参照)。

 2011年に直接トロンビン阻害薬のダビガトラン(商品名プラザキサ)が登場したのを皮切りに、2012年に第Xa因子阻害薬であるリバーロキサバン(商品名イグザレルト)、2013年に同じく第Xa因子阻害薬であるアピキサバン(商品名エリキュース)と、3つの新規経口抗凝固薬が出そろった。

 それぞれの使用経験者別に評価を見たところ、新規経口抗凝固薬の使用経験がダビガトランだけの群(n=57)では、「評価が最も高い」の割合が最も多いのはダビガトランで50.9%(前回1月調査;57.1%)だった(図1)。ワルファリンが28.1%(同32.9%)で続いた。

 一方、リバーロキサバンだけだった群(n=38)では、「評価が最も高い」の割合はリバーロキサバンが最多で60.5%(前回;78.0%)だった。ワルファリンが28.9%(同20.0%)で続いた。

 ダビガトランとリバーロキサバンの使用経験がある群(n=92)では、「評価が最も高い」の割合はリバーロキサバンが47.8%(同59.3%)と半数近くあった。ダビガトランは22.8%(同15.4%)、ワルファリンは23.9%(同18.1%)だった。

 ダビガトランとリバーロキサバン、さらにアピキサバンの使用経験がある群(n=113)では、「評価が最も高い」の割合はアピキサバンが最多で42.5%(前回30.6%)だった。前回調査で最多だったリバーロキサバンは、31.9%(前回48.6%)だった。ダビガトランは17.7%(同11.1%)、ワルファリンは6.2%(同8.3%)だった。

 これらの新規抗凝固薬の使用経験のない群(n=88)では、ワルファリンが67.0%(前回74.4%)と最も高かった。

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