日経メディカルのロゴ画像

循環器プレミアム1月調査
使用経験別にみた「最も評価が高い抗凝固薬」は
評価する理由にみる各薬剤ごとの特徴

 循環器プレミアムでは、新規抗凝固薬の使用経験と評価を明らかにするための調査を実施。1月に行った第6回調査の結果、新規抗凝固薬の使用経験別に「最も評価が高い抗凝固薬」をみたところ、使用経験がダビガトランだけの医師では、57.1%がダビガトランを、一方、使用経験がリバーロキサバンだけの医師では、78.0%がリバーロキサバンを挙げた。ダビガトラン、リバーロキサバン、アピキサバンの3剤の使用経験者では、評価の高い凝固薬として48.6%がリバーロキサバン、30.6%がアピキサバン、11.1%がダビガトランを挙げた。

 循環器プレミアムでは毎月、登録医師会員(1月現在、約1万9418人)を対象に読者調査を実施している。今回の新規経口抗凝固薬の質問は、2014年1月実施の調査の中で行った。調査期間は1月15~23日で、この間に583から回答を得た(調査の詳細と回答者のプロフィールは文末参照)。

 2011年に直接トロンビン阻害薬のダビガトラン(商品名プラザキサ)が登場したのを皮切りに、2012年に第Xa因子阻害薬であるリバーロキサバン(商品名イグザレルト)、2013年に同じく第Xa因子阻害薬であるアピキサバン(商品名エリキュース)と、3つの新規経口抗凝固薬が出そろった。

 それぞれの使用経験者別に評価を見たところ、新規経口抗凝固薬の使用経験がダビガトランだけの群(n=70)では、「評価が最も高い」のはダビガトランで57.1%(前回の2013年11月調査;63.5%)だった(図1)。ワルファリンは32.9%(同25.4%)だった。

 一方、リバーロキサバンだけだった群(n=50)では、「評価が最も高い」のはリバーロキサバンで78.0%(前回;64.5%)だった。ワルファリンが18.1%(同29.0%)で続いた。

 ダビガトランとリバーロキサバンの使用経験がある群(n=182)では、「評価が最も高い」のはリバーロキサバンで59.3%(同62.5%)と半数を超えていた。ダビガトランは15.4%(同15.6%)、ワルファリンは18.1%(同17.2%)だった。

 ダビガトランとリバーロキサバン、さらにアピキサバンの使用経験がある群(n=72)では、「評価が最も高い」のはリバーロキサバンで48.6%(前回35.7%)だった。アピキサバンが30.6%(同32.1%)で続き、ダビガトランは11.1%(同19.6%)、ワルファリンは8.3%(同8.9%)だった。

 ちなみに、これらの新規抗凝固薬の使用経験のない群(n=133)では、ワルファリンが74.4%と最も高かった。

この記事を読んでいる人におすすめ