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速報、高血圧治療に関する調査2013/14(No.3)
降圧薬の第1選択薬、1位のARBと2位のCa拮抗薬の差が縮小

 降圧薬の第1選択薬の処方状況は、アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)が46.9%と最多で、Ca拮抗薬が42.0%で続いた。過去の調査結果を振り返ると、2008年調査まではCa拮抗薬が一貫してARBを上回ってきた。しかし、2009年調査で初めてARBが逆転し、その後、5年連続でARBが1位となった。ただし、両者の差は年々縮小し、今回の調査では4.9ポイントまで縮まった。日経メディカル 循環器プレミアムが実施した「高血圧治療に関する調査2013/14」で明らかになった。

 調査では、外来高血圧患者の降圧目標達成率と自院の評価、高血圧患者数の動向、高血圧患者に多い合併症、第1選択薬あるいは第2選択薬に選ぶ系統、降圧薬を選択する際に考慮する点などを尋ねた。また処方薬については、現在処方している銘柄を選択してもらい、その選択理由と評価についても明らかにした(調査概要と回答者プロフィールは文末参照)。

 今回は、降圧薬の第1選択薬の処方状況について報告する。

 降圧薬の第1選択薬の処方状況をタイプ別に尋ねたところ、全体で最も多かったのはARB(46.9%)だった。2位はCa拮抗薬で42.0%だった。この両者で9割を占めていた。ACE阻害薬は6.7%で2002年調査以降、最低となった。このほかでは、アルドステロン阻害薬が1.7%、利尿薬が0.4%、β遮断薬が0.2%などだった。

 これまでのトレンドを見ると、ARBは2009年調査時には54.4%と高率だったが、その後は50.8%、50.2%と推移し、昨年初めて50%を割った。今回はさらに2.9ポイント低下した。

 今回の調査を含めた12回の調査結果をみると、2002年から2008年まではCa拮抗薬が1位だったが、2009年にARBがCa拮抗薬を逆転し1位となった。2010年、2011年、2012年、さらに今回も、ARBが連続して1位だったが、2位のCa拮抗薬との差は年々縮小している。今回の両者の差は4.9ポイントまで縮まった(図1)。

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