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「脂質異常症に関する調査2013‐2014」から(No.1)
処方機会が増えた薬の1位は「ゼチーア」
ガイドライン2012年版を契機に治療方針を見直した群

 日本動脈硬化学会が発行した動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012年版を契機に、処方の機会が増えた脂質異常症治療薬を尋ねたところ、治療方針を見直した327人においては「ゼチーア」が50.5%で1位となった。「クレストール」が48.9%で2位、「リバロ」が39.8%で3位と続いた(複数回答)。日経メディカル オンラインが実施した「脂質異常症に関する調査2013‐2014」で明らかになった。

 調査は、脂質異常症の治療方針、脂質異常症治療薬の処方経験、脂質異常症治療に関する情報ニーズなどを尋ね、脂質異常症治療の現状を明らかにすることを目的に実施した。日経メディカル オンラインの会員医師に調査への協力を求めたところ、2013年9月26日から10月21日までに800人から回答が得られた(調査概要、回答者プロフィール等は文末参照)。

 調査では、動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012年版の診療現場への影響についても明らかにした。

 まず、ガイドライン2012年版の発行を機に、動脈硬化性疾患の治療方針を見直したかどうかを尋ねた。その結果、ガイドライン発行から1年3カ月後の時点で、「見直した」と回答したのは40.9%(n=800)だった(図1)。

 診療科目別にみると、循環器内科(n=203)では48.8%、糖尿病・内分泌代謝内科(n=84)では61.9%、一般内科(n=417)では35.7%、その他(n=88)では28.4%が、それぞれ「見直した」と回答していた(図1)。糖尿病あるいは循環器など専門科ほど「見直し派」が目立っていた。

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