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【2型糖尿病治療に関する調査2013/14】リポートNo.1
DPP-4治療の非継続例に、「早くインスリン導入を図るべき症例があった」は35%

 DPP-4治療が継続できなくなった2型糖尿病患者の中に、できるだけ早くインスリン導入を図るべきだったと考えられる症例はあったかと尋ねたところ、34.9%の医師が「あった」と回答した(n=786)。循環器内科(n=199)では30.2%にとどまったが、糖尿病・内分泌代謝内科(n=140)では55.7%に跳ね上がった。日経メディカル オンラインが実施した「2型糖尿病治療に関する調査2013/14」で明らかになった。

 糖尿病治療では、作用機序の異なる経口剤や作用時間の異なるインスリン製剤が登場したことで、患者の生活習慣や糖尿病の病態を考慮したきめ細かい薬物療法が可能になってきた。こうした動向を踏まえ、日経メディカル オンラインでは、特に2型糖尿病の薬物治療に焦点を当てた実態調査を企画。調査では、新しい治療薬である「DPP-4阻害剤」や「GLP-1受容体作動薬」の導入状況や継続率をはじめ、薬物治療を開始する際に重視する点および検査指標、さらには、2型糖尿病治療の第1選択薬の種類と具体的な銘柄について尋ねた。また処方薬については、現在処方している銘柄と、その選択理由と評価についても明らかにした(回答者のプロフィールは文末参照)。

 調査ではまず、インクレチン関連薬(DPP-4阻害薬やGLP-1受容体作動薬)について、全体的な評価、導入銘柄の状況、併用する薬剤、治療の継続率などについて尋ねた。今回は、DPP-4阻害薬の治療継続率と非継続例の中に「できるだけ早くインスリン導入を図るべき症例」があったかどうかを尋ねた結果を報告する。

1年の平均継続率は72.8~76.7%、2年平均継続率は59.6~73.5%

 食事・運動療法のみでコントロール不十分な症例に対してDPP-4の単独療法を導入した患者において、1年後のDPP-4治療の継続率を選択肢を提示して選んでもらった。その結果、回答者全体(n=786)では、平均継続率が76.7%となった。診療科目別にみると循環器内科(n=199)が80.2%、糖尿病・内分泌代謝内科(n=140)が78.4%だった。

 継続率別にみた回答者の分布は、全体では90%以上が24.2%で最も多かった(図1)。70%以上~80%未満が23.2%で続いた。診療科別では、循環器内科では90%以上が32.2%、糖尿病・内分泌代謝内科でも90%以上が27.9%で最多だった。

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