動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012年版の発行を機に処方の機会が増えた脂質異常症治療薬を尋ねたところ、回答者の44.1%がゼチーアを挙げた。クレストールも40.0%と続いた。エパデールも38.7%と4割に迫っていた。日経メディカル オンラインが実施した「脂質異常症に関する調査2012-2013」で明らかになった。
調査は、脂質異常症の治療方針、脂質異常症治療薬の処方経験、脂質異常症治療に関する情報ニーズなどを尋ね、脂質異常症治療の現状を明らかにすることを目的に実施した。日経メディカル オンラインの会員医師に調査への協力を求めたところ、2012年12月6日から12月13日までに707人から回答が得られた。
調査では、動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012年版の診療現場への影響についても明らかにした。
まず、ガイドライン2012年版の発行を機に、動脈硬化性疾患の治療方針を見直したかどうかを尋ねた。その結果、ガイドライン発行から半年後の時点で、「見直した」と回答したのは49.1%(n=707)だった(図1)。
TOPICS
「脂質異常症に関する調査2012-2013」から(No.2)
ガイドラインを機に処方が増えたのはゼチーア、クレストール、エパデール
「non HDL-C による脂質管理目標値」が「見直した」の1位
2013/02/28
日経メディカル オンライン 循環器プレミアム
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