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【高血圧治療に関する調査2012-2013】 No.4
処方率が高い降圧薬、その選ばれている理由は

 日経メディカル オンラインが実施した「高血圧治療に関する調査2012-2013」で、降圧薬の中で最も使われているのは「アーチスト」だった。その選択理由をみたところ、「臓器保護効果がある」が最多だった。処方率の高かった降圧薬を中心に、その選ばれている理由を探った。

 調査は、日経メディカル オンラインが会員医師を対象に2012年10月31日から11月13日まで実施、計839人から回答を得た。回答者の内訳は、循環器内科24.8%、その他の内科60.2%、その他の診療科14.1%、無回答1.0%だった(回答者のプロフィールは文末参照)。

 調査では、外来高血圧患者の降圧目標達成率と自院の評価、高血圧患者数の動向、高血圧患者に多い合併症、第1選択薬あるいは第2選択薬に選ぶ系統、降圧薬を選択する際に考慮する点、さらには具体的な銘柄についても尋ねた。また処方薬については、現在処方している銘柄を挙げてもらい、その選択理由と評価についても明らかにした。

 今回は処方率が高かった降圧薬について、その選択理由をみてみた。調査では「作用機序が明確」「降圧効果が確実」「効果の発現が早い」「効果の発現が緩徐」「血圧の日内変動に影響を与えない」「糖・脂質代謝に影響を与えない」「QOLに好影響がある」「服薬コンプライアンスがよい」「副作用が少ない」「臓器保護効果がある」の10項目を提示して、それぞれの処方薬について選択理由を挙げてもらった。

 まず今回の調査で処方率1位だったアーチスト(処方者数659人)。「臓器保護効果がある」が44.0%で最も多く、「作用機序が明確」が36.0%、「降圧効果が確実」が21.7%で続いた。「QOLに好影響がある」も10.8%で、ここまでが10%を超えていた(図1)。

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