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速報◆動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012版(No.3)
包括的リスク管理チャートを提示、実臨床での活用を期待

2012/07/07
編集部

 日本動脈硬化学会は6月末、「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012版」を発行した。2012年版の主な改訂点は、(1)絶対リスク評価による患者の層別化、(2)診断基準への境界域の新設、(3)脂質管理目標値へのnon HDL-C導入、(4)動脈硬化性疾患の包括的管理、(5)高リスク病態によるリスク層別化の強化──の5つに集約される。今回は「動脈硬化性疾患の包括的管理」と「高リスク病態によるリスク層別化の強化」に注目する。

 動脈硬化性疾患の包括的管理は、脂質異常症はもちろん、高血圧、糖尿病、喫煙、肥満などのリスクを包括的にとらえて管理することの重要性をあらためて訴えたものだ。今回の改訂では、初めての試みとして、関連学会からのリエゾン委員として参加してもらい、動脈硬化性疾患のリスク管理を一括してできるようにするための意見集約を図った。

 積み重ねた議論の成果は、最終的に「動脈硬化性疾患予防のための包括的リスク管理チャート」として結実した(図1)。

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