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ACC2012リポート
肥満を伴う血糖コントロール不良の2型糖尿病患に薬物療法+肥満手術が有効

2012/04/24
三和 護

米クリーブランド・クリニックのPhilip R. Schauer氏

 肥満を伴う血糖コントロール不良の2型糖尿病患者においては、薬物療法+肥満手術強化薬物療法に比べて、1年後のHbA1c改善例が有意に多く、減量幅も有意に大きく、薬物使用率が低いという結果が報告された。STAMPEDE試験の成果で、米クリーブランド・クリニックのPhilip R. Schauer氏がシカゴで開催された米国心臓学会(ACC2012)で発表した。

 観察研究によって、肥満手術後に2型糖尿病患者に血糖コントロールの改善が見られることが報告されている。演者らは、肥満手術の有効性を明らかにする目的で、無作為化試験であるSTAMPEDE試験を実施した。

 試験デザインは、無作為化非盲検の1施設における試験だった。対象は、肥満を伴う血糖コントロール不良の2型糖尿病の患者で、150人が無作為化された。患者の背景は、平均年齢(標準偏差[±SD])は49±8歳、66%は女性だった。HbA1c値の平均は9.2±1.5%。BMIが27~43kg/m2だった。

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