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【2型糖尿病の薬物治療に関する調査2011】No.2
インクレチン関連薬、導入・予定はジャヌビアが最多
前年の調査に比べ処方率も大きく伸びる

 糖尿病治療薬として新たに登場したインクレチン関連薬に対して、97%の医師が「期待している」と回答した。また、既に導入しているか、あるいは導入を予定しているインクレチン関連薬では、ジペプチジルペプチダーゼ4阻害薬(DPP4阻害薬)の「ジャヌビア」が70.3%と最も多かった。日経メディカル オンラインが医師会員を対象に行った「2型糖尿病の薬物治療に関する調査2011」から、明らかになった。

 糖尿病治療では、作用機序の異なる経口薬や作用時間の異なるインスリン製剤が登場したことで、患者の生活習慣や糖尿病の病態を考慮したきめ細かい薬物療法が可能になってきた。

 こうした動向を踏まえ、日経メディカル オンラインでは、特に2型糖尿病の薬物治療に焦点を当てた実態調査を企画。日経メディカル オンラインに登録している医師会員にアンケートサイトを告知し、webサイトを通じて回答を得た。調査回答数は743人(糖尿病・内分泌代謝内科17.5%、消化器内科8.2%、循環器内科26.1%、その他科目47.5%)。調査期間は2011年7月21日から8月8日(回答者の主なプロフィールは文末参照)。

 調査では、新たに登場したインクレチン関連薬に対する期待度を尋ねた。その結果、「非常に期待している」と回答した医師は32.4%、「期待している」は44.4%、「どちらかというと期待している」は20.5%となり、これらの合計で97.3%が「期待している」と回答していた。

 一方、「どちらかというと期待していない」は2.0%、「期待していない」は0.4%、「まったく期待していない」は0.1%に過ぎなかった。

 7月1日時点で承認されているインクレチン関連薬を列挙し、既に導入しているか、あるいは導入を予定しているインクレチン薬を挙げてもらった。その結果、「ジャヌビア」が70.3%で1位だった。これに、「エクア」が39.7%、「ネシーナ」が38.0%、「グラクティブ」が35.0%で続いた(表1)。

 診療科目別にみてもほぼ同様の結果となったが、糖尿病・内分泌代謝内科では、「ビクトーザ」が67.7%で2位となったのが特徴だった。

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