
拡張型心筋症(DCM)患者の血清中に抗心筋抗体の存在が報告され、病態への関与が指摘されている。山梨大小児科の小泉敬一氏らは、小児DCM患者7例に対して、抗心筋抗体除去を目的とした血漿交換療法を実施。内科的治療抵抗性の増悪期例で心原性ショック離脱、発症初期例でカテコラミン中止・β遮断薬導入、慢性期例でQOL改善などの効果が認められたことを、第47回日本小児循環器学会学術集会(7月6~8日、開催地:福岡市博多区)で明らかにした。
拡張型心筋症(DCM)患者の血清中に抗心筋抗体の存在が報告され、病態への関与が指摘されている。山梨大小児科の小泉敬一氏らは、小児DCM患者7例に対して、抗心筋抗体除去を目的とした血漿交換療法を実施。内科的治療抵抗性の増悪期例で心原性ショック離脱、発症初期例でカテコラミン中止・β遮断薬導入、慢性期例でQOL改善などの効果が認められたことを、第47回日本小児循環器学会学術集会(7月6~8日、開催地:福岡市博多区)で明らかにした。
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