第15回日本冠動脈外科学会学術大会(7月29~30日、開催地:大阪市)で開催された、日本冠疾患学会との合同シンポジウム「冠血行再建のより良いガイドラインに向けて」――。
内科医は、経皮的冠動脈インターベンション(PCI)か冠動脈バイパス術(CABG)かという治療手技の選択は、患者ごとに異なる背景因子や病変の解剖学的特性に基づき個別に判断するという考え方がガイドラインに反映されるべきとした(こちら)。一方、外科医のシンポジストは、狭心症症状の改善や心筋梗塞予防の点ではCABGが最も効果的な治療法であり、今後、CABGの効果がより大きい集団の特性を明らかにしていく必要があると訴えた。
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