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欧州高血圧学会2010
ROADMAP試験の結果を主任研究者がレビュー
(2010.7.15訂正)

2010/07/13
編集部

ドイツ・ハノーバー大学のHermann Haller氏

 第20回欧州高血圧学会(6月18~21日、開催地:オスロ)2日目、Clinical Trialsセッションでドイツ・ハノーバー大学のHermann Haller氏はROADMAP試験の結果をレビューすると共に、米食品医薬品局(FDA)に指摘された心血管イベントとの関連についての見解を述べた。

 本試験は、アンジオテンシンII受容体拮抗薬ARB)による2型糖尿病患者の心血管死亡の増加を示唆する試験の1つとして、6月11日にFDAが公表したレビュー「Benicar (olmesartan): Ongoing Safety Review」にその名前が挙がっている。しかし実際のデータを見ると、オルメサルタンによる心血管死亡の増加は軽微だった。

 ROADMAP試験は、2型糖尿病患者におけるオルメサルタンの微量アルブミン尿抑制作用を、プラセボ対照で検討した二重盲検試験。尿中アルブミン正常の4447例を、オルメサルタン(40mg/日)群(2232例)とプラセボ群(2215例)にランダムに割り付けた。

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