日経メディカルのロゴ画像

新デバイス情報
東芝、ハイブリッド手術用のアンギオシステムを発表

2010/03/24
高志 昌宏

ダブルプレーンタイプのINFX-8000V。寝台には頭側方向および左右方向のチルト機能が備わっている。

 東芝メディカルシステムズは3月18日、カテーテル治療が中心となるハイブリッド手術に適したX線循環器診断システム「Infinix Celeve-i INFX-8000V」を報道陣に初公開した(写真)。3月15日に薬事承認を取得し、18日付で発売を開始した。

 ハイブリッド手術(治療)とは、カテーテルインターベンションと外科治療を同時に行うことで、侵襲度の低減を図りながら治療効果の向上を得ようというもの。

 米国でまず小児先天性心疾患である左心低形成症候群の治療に対して、数年前から試みられ始めた。同症候群では、ハイブリッド手術によって死亡率が大幅に減少したという。

 現在では胸部・腹部大動脈瘤ステントグラフト治療下肢動脈に対するバイパス手術PTAの同時施行、大動脈弁カテーテル留置術心臓バイパス術(CABG)とPCIの同時施行などにおいて、ハイブリッド手術が行われている。

 東芝メディカルでは、ハイブリッド手術の先駆者である米Nationwide Children's Hospitalのチータム(John P. Cheatham)氏らと共同開発しており、最初のシステムは2005年7月に同病院に納入された。今回発表したINFX-8000Vと同等のシステムも、09年7月から同病院で使われているという。

 

この記事を読んでいる人におすすめ