降圧薬の中で最もよく使われているのは「ブロプレス」(武田薬品工業)で、回答者の77.3%が挙げた。以下、「ディオバン」(ノバルティス ファーマ)が76.5%、「アーチスト」(第一三共)が76.4%と続いた。日経メディカル オンラインが実施した「高血圧治療に関する調査2009-2010」で明らかになった。
調査は、日経メディカル オンラインが会員医師を対象に2009年12月10日から12月21日まで実施し、計719人から回答を得た。回答者の内訳は、循環器内科27.7%、その他内科43.3%、その他の診療科27.1%、無回答1.9%だった。
調査では、高血圧患者数の動向、高血圧患者に多い合併症、第1選択薬あるいは第2選択薬に選ぶ系統、降圧薬を選択する際に考慮する点、さらには具体的な銘柄についても尋ねた。また処方薬については、現在処方されている銘柄を挙げてもらい、その選択理由と評価についても明らかにした。
その中で、現在処方している銘柄を57種類の中から選んでもらったところ、最も多かったのは「ブロプレス」で、77.3%だった。2位は「ディオバン」(76.5%)、3位は「アーチスト」(76.4%)だった(表1、n=719、複数回答)。
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