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日本成人病(生活習慣病)学会2010
微妙に異なるメタボ判定基準、同一集団でも有病率に差
検査実施組織により判定が異なると受診者が混乱する可能性

2010/02/04
北澤 京子

 メタボリックシンドローム(MS)の判定基準はわが国でも複数存在し、それぞれ微妙に条件が異なっている。大阪医大衛生学・公衆衛生学の山鳥江美氏らが、国内8学会合同の診断基準など4種類の判定基準を同一集団に適用したところ、有病率にも差が生じることが明らかになった。第44回日本成人病(生活習慣病)学会学術集会(1月9~10日、開催地:東京都)で、山鳥氏が発表した。

 今回比較した判定基準は、日本内科学会など国内8学会合同の診断基準(以下、「学会基準」)、国民健康・栄養調査(以下、「国民調査」)、特定健康診査・特定保健指導(以下、「特定保健指導」)、労災保険二次健康診断等給付の要件(以下、「労災」)の4種類(下表)。

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