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新薬剤情報
インクレチン関連薬2品目に加えメトホルミン新製剤も承認

2010/01/22
高志 昌宏

 1月20日付で厚生労働省が承認した新医薬品29品目中、2型糖尿病治療薬が3品目を占めた。インクレチン関連薬に分類される、グルカゴン様ペプチド1(GLP1)アナログ(GLP1受容体作動薬とも呼ばれる)のリラグルチド(商品名ビクトーザ)と、ジペプチジルペプチダーゼ4(DPP4)阻害薬のビルダグリプチンエクア)。さらに、1日2250mgまでの投与が可能になったメトホルミン塩酸塩の新製剤「メトグルコ」と、それぞれ注目の薬剤だ。

 1つ目が、GLP1アナログとして国内初となるリラグルチド(商品名「ビクトーザ皮下注 18mg」)だ。ノボ ノルディスク ファーマが20日、製造販売承認取得を発表した。効能・効果および用法・用量は以下のとおり。

[効能・効果]
2型糖尿病
ただし、下記のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に限る。
(1)食事療法、運動療法のみ
(2)食事療法、運動療法に加えてスルホニルウレア剤を使用

[用法・用量]
通常、成人には、リラグルチド(遺伝子組換え)として、0.9mgを1日1回朝又は夕に皮下注射する。ただし、1日1回0.3mgから開始し、1週間以上の間隔で0.3mgずつ増量する。なお、患者の状態に応じて適宜増減するが、1日0.9mgを超えないこと。

 注射剤なので、同社が持つペン型注入器「フレックスペン」のように、薬剤をあらかじめ充填したプレフィルド製剤の形で製品供給する。


 2つ目が、同じインクレチン関連薬であるDPP4阻害薬のビルダグリプチン(商品名エクア錠50mg)。DPP4阻害薬としては、昨年末に発売されたシタグリプチン(ジャヌビア、万有製薬)に次いで、わが国で2番目の承認だ。ノバルティス ファーマが製造販売承認を取得した。

[効能・効果]
2型糖尿病
ただし、下記のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に限る。
(1)食事療法、運動療法のみ
(2)食事療法、運動療法に加えてスルホニルウレア剤を使用

[用法・用量]
通常、成人には、ビルダグリプチンとして50mgを1日2回朝、夕に経口投与する。なお、患者の状態に応じて50mgを1日1回朝に投与することができる。

 

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