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特集◆インクレチン関連薬への期待 第5回(最終回)
膵β細胞を可視化して薬理作用の全体像に迫りたい
京都大学 糖尿病・栄養内科学教授 稲垣 暢也 氏

2009/12/14
軸丸 靖子=医療ライター

 1999年のピオグリタゾン発売から10年ぶりに、糖尿病治療薬に新しい作用機序の薬剤が登場した。膵β細胞に作用してインスリン分泌を促進するホルモン、「インクレチン」に関連した一連の薬剤だ。低血糖や肥満を起こしにくい、基礎研究では膵β細胞の保護効果が報告されているなど、これまでにない特徴を持つ薬剤であり、臨床医の期待も高い。開発の歴史から実臨床での使い方、将来展望まで、インクレチンの研究や創薬に携わった専門医に、本薬剤への期待を語っていただいた。その最終回となる5回目は京大教授の稲垣暢也氏に、1型糖尿病への応用やβ細胞の可視化などの将来展望を含めて話を聞いた。


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