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第18回
アップストリーム治療で心房細動発生を予防

2009/03/06
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 これまで、(1)生命予後改善のために心房細動に伴う脳梗塞を予防する治療、(2)QOL向上のために心房細動を洞調律に回復させ維持する治療、(3)心房細動自身を受容し心拍数コントロールを行う治療──について述べてきました。もっと上流にさかのぼって、心房細動自体の発生を防ぐことができれば、これらの治療を行う必要性は最小限に抑えられるわけです。医療費増大の抑制という観点からも好ましいことです。

著者プロフィール

山下武志(心臓血管研究所所長・付属病院院長)やました たけし氏。1986年東大卒。同大第二内科に入局。阪大第二薬理学、東大循環器内科助手などを経て、2000年から心臓血管研究所第三研究部長、2011年から現職。不整脈診療の第一人者であるとともに、分かりやすい著書や講演でも名をはせる。

連載の紹介

山下武志の心房細動塾
不整脈の診療に造詣の深い山下武志氏が、自身の経験と最近充実してきたエビデンスを踏まえ、心房細動診療の最新の考え方と実践例を紹介する。同氏が提唱する「3ステップ」や「洞調律への復帰をあせるべからず」「患者満足度の重視」という視点は、心房細動を診るすべての臨床医が傾聴すべき真実を含んでいる。

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