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第16回
心拍数コントロールは年齢や基礎疾患で薬剤を使い分け

2009/01/16
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 心房細動による症状が少ない患者や、抗不整脈薬が効かなくなった患者、抗不整脈薬の投与を望まない患者に対しては、心拍数コントロール治療を行うことになります。心不全を伴う場合や慢性心房細動が1年以上持続している場合、頻脈誘発性心筋症(第12回参照)の発症が予測される場合なども、心拍数コントロールの適応になると考えられます。

著者プロフィール

山下武志(心臓血管研究所所長・付属病院院長)やました たけし氏。1986年東大卒。同大第二内科に入局。阪大第二薬理学、東大循環器内科助手などを経て、2000年から心臓血管研究所第三研究部長、2011年から現職。不整脈診療の第一人者であるとともに、分かりやすい著書や講演でも名をはせる。

連載の紹介

山下武志の心房細動塾
不整脈の診療に造詣の深い山下武志氏が、自身の経験と最近充実してきたエビデンスを踏まえ、心房細動診療の最新の考え方と実践例を紹介する。同氏が提唱する「3ステップ」や「洞調律への復帰をあせるべからず」「患者満足度の重視」という視点は、心房細動を診るすべての臨床医が傾聴すべき真実を含んでいる。

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