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第7回
アスピリンでは心原性脳梗塞を防げない

2008/08/14
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 発作性・慢性にかかわらず心房細動が認められ、CHADS2スコアが1点以上であれば、ワルファリンによる抗凝固療法を行うのが原則だと言いました。もちろん、ワルファリンが非常に厄介な薬剤であることは百も承知しています。出血性合併症のリスク、INR(international normalized ratio)のモニタリングと投与量の調節、他の薬剤や食品との相互作用、コンプライアンスなど注意しなければいけないことがたくさんあります。医師の心理としては、できればアスピリンで済ませたいという気持ちになるのはよくわかります。

著者プロフィール

山下武志(心臓血管研究所所長・付属病院院長)やました たけし氏。1986年東大卒。同大第二内科に入局。阪大第二薬理学、東大循環器内科助手などを経て、2000年から心臓血管研究所第三研究部長、2011年から現職。不整脈診療の第一人者であるとともに、分かりやすい著書や講演でも名をはせる。

連載の紹介

山下武志の心房細動塾
不整脈の診療に造詣の深い山下武志氏が、自身の経験と最近充実してきたエビデンスを踏まえ、心房細動診療の最新の考え方と実践例を紹介する。同氏が提唱する「3ステップ」や「洞調律への復帰をあせるべからず」「患者満足度の重視」という視点は、心房細動を診るすべての臨床医が傾聴すべき真実を含んでいる。

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