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第1回◆プロローグ
個々の症例を前に、専門医でも悩む

2008/06/24

 このコーナーを訪れた循環器科医の皆さんは、「心房細動」に対してどんなイメージを持っておられるでしょうか。「単独では死に至らず、経過が数十年と長期にわたる予後良好な疾患」「高齢者では息切れ、疲労感など非特異的な軽度な症状を示すことが多いが、脳塞栓が発生する危険性が高く管理の面倒な疾患」「洞調律にすべきかいつも迷う疾患」・・・などなど。

著者プロフィール

山下武志(心臓血管研究所所長・付属病院院長)やました たけし氏。1986年東大卒。同大第二内科に入局。阪大第二薬理学、東大循環器内科助手などを経て、2000年から心臓血管研究所第三研究部長、2011年から現職。不整脈診療の第一人者であるとともに、分かりやすい著書や講演でも名をはせる。

連載の紹介

山下武志の心房細動塾
不整脈の診療に造詣の深い山下武志氏が、自身の経験と最近充実してきたエビデンスを踏まえ、心房細動診療の最新の考え方と実践例を紹介する。同氏が提唱する「3ステップ」や「洞調律への復帰をあせるべからず」「患者満足度の重視」という視点は、心房細動を診るすべての臨床医が傾聴すべき真実を含んでいる。

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