
東京五輪の主会場となる国立競技場
直近の報道によればまさに本日(2月17日)から、英米に2カ月遅れて本邦でも、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のワクチン接種が開始されるという。最初に使用されるワクチンは、米ファイザーが独ビオンテックと共同開発した、3週間程度の間隔で2回の接種を必要とするmRNAワクチンである。医療従事者、高齢者、基礎疾患を有する者の順に接種されることになっているが、一般人への接種はまだ具体的な日程が提示されていない[1]。SARS-CoV-2パンデミックのため1年延期され、今年7月の開催になった東京2020オリンピック競技大会に参加予定の選手たちは、開会式までに2回の接種を終えられるのだろうか。