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デジタル・ウェアラブル・AI・ヘルツ その2
遠隔医療、ネット診療って儲かるの?

2017/01/17

 テレヘルステレメディシンという単語は、「遠隔医療」と訳される。なので、「離島にいる患者さんをテレビ電話で診療する」くらいのイメージで捉えていた。

 ところが研究論文に当たってみると、定義は研究者によってまちまちで、離島とかテレビ電話とも違う内容がテレメディシンとして報告されている。

 ウィキペディアで調べてみた(https://en.wikipedia.org/wiki/Telehealth)。

 「telehealth(遠隔医療)とは、健康関連のサービスや情報の電子通信情報技術を介した流通・配布を指す。それは、長距離を挟んだ患者/医師の接触、ケア、アドバイス、注意喚起、教育指導、治療介入、観察および遠方からの入院指示も含む。と同様に、プロバイダーを介した遠距離学習、会議、監督、および医療従事者間の症例提示、さらにはオンライン情報と健康データ管理との医療システム統合も指す。また、遠隔医療は上記のような一方向性の通信だけではなく、例えば2人の臨床医がビデオ会議で症例検討することや、遠方にいる外科医がロボット手術すること、モニター装置とライブ映像の組み合わせで理学療法指導を行うことも意味する。検査結果を医療施設間で転送し専門家の診断を仰ぐこと、患者の健康データの連続通信による在宅モニタリング、患者と主治医間のオンライン医療面談、医療面談におけるテレビ電話の通訳も含んでいる」(原文は英文)。

著者プロフィール

駒村 和雄(国際医療福祉大学熱海病院)こまむらかずお氏。1956年生まれ。東京大学経済学部・大阪大学医学部卒。大阪警察病院、ハーバード大学留学などを経て95年から国立循環器病センター。98年、同センター研究所室長。2008年、兵庫医療大学教授。2009年、武田薬品中央総括産業医。2016年、神戸学院大学教授。2018年、国際医療福祉大学熱海病院 病院教授、兵庫医科大学非常勤講師および横浜市立大学客員教授。

連載の紹介

駒村和雄の「健康寿命で行こう」
2009年にNMO循環器プレミアムのコラムとしてスタートした「論説・総説を読む」が、バージョンアップしました。国立循環器病センターで重症心不全の臨床に長年携わり、ACCやAHAのフェローを務める駒村氏。同氏が現在かかわっている医療系教育研究や高齢者医療の現場から、今、わが国の第一線の医療現場で問題となっている話題を幅広く取り上げ、Evidence Basedで論じます。

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