
心房細動(AF)に対する治療戦略は、心室レートコントロールが主体となっている。しかし薬剤反応性が高い患者を特定する方法は、これまで実際に投与する以外にはなかった。これに対して米国・Vanderbilt大学のBabar Parvez氏らは、β1アドレナリン受容体遺伝子(ADRB1)上でよく知られていた多型とAFレートコントロールの薬剤反応性との間に関連があることを見いだした[1]。
駒村和雄の「健康寿命で行こう」
心房細動(AF)に対する治療戦略は、心室レートコントロールが主体となっている。しかし薬剤反応性が高い患者を特定する方法は、これまで実際に投与する以外にはなかった。これに対して米国・Vanderbilt大学のBabar Parvez氏らは、β1アドレナリン受容体遺伝子(ADRB1)上でよく知られていた多型とAFレートコントロールの薬剤反応性との間に関連があることを見いだした[1]。
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駒村 和雄(国際医療福祉大学熱海病院)こまむらかずお氏。1956年生まれ。東京大学経済学部・大阪大学医学部卒。大阪警察病院、ハーバード大学留学などを経て95年から国立循環器病センター。98年、同センター研究所室長。2008年、兵庫医療大学教授。2009年、武田薬品中央総括産業医。2016年、神戸学院大学教授。2018年、国際医療福祉大学熱海病院 病院教授、兵庫医科大学非常勤講師および横浜市立大学客員教授。
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