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Lancet誌 Commentから
フィブラートの使用はオーダーメード医療の第1歩?
糖尿病合併例に多い高TG・低HDL-C患者では確実な利益

2010/07/20

 フィブラート系脂質異常症治療薬の心血管イベント抑制効果は、まだ確立していなかった。抑制効果を示したのはHelsinki Heart StudyとVA-HIT Studyのみで、ほかの試験は心血管イベントの抑制効果を示していない。そこで、高中性脂肪(TG)血症、低HDL-C(高比重リポ蛋白コレステロール)血症を合併した2型糖尿病におけるフィブラートの有効性を検討するFIELD試験が実施された。

著者プロフィール

駒村 和雄(国際医療福祉大学熱海病院)こまむらかずお氏。1956年生まれ。東京大学経済学部・大阪大学医学部卒。大阪警察病院、ハーバード大学留学などを経て95年から国立循環器病センター。98年、同センター研究所室長。2008年、兵庫医療大学教授。2009年、武田薬品中央総括産業医。2016年、神戸学院大学教授。2018年、国際医療福祉大学熱海病院 病院教授、兵庫医科大学非常勤講師および横浜市立大学客員教授。

連載の紹介

駒村和雄の「健康寿命で行こう」
2009年にNMO循環器プレミアムのコラムとしてスタートした「論説・総説を読む」が、バージョンアップしました。国立循環器病センターで重症心不全の臨床に長年携わり、ACCやAHAのフェローを務める駒村氏。同氏が現在かかわっている医療系教育研究や高齢者医療の現場から、今、わが国の第一線の医療現場で問題となっている話題を幅広く取り上げ、Evidence Basedで論じます。

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