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No.9
心房細動に対する「Up-stream」治療への再考

2012/07/09
野呂眞人=東邦大学医療センター大橋病院循環器内科
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 心房細動に対するARB、ACE投与が「Up-stream」治療と称され、心房細動への確定されるべき治療法として、多くの研究結果が報告され、その結果も「Up-stream」治療を推奨するものであった。しかし、2009年にGISSI-AFで、「ARBの投与は心房細動再発率に影響しない」、さらに2011年にはACTIVE-Iで「ARB投与は心房細動症例の血管性イベントを抑制しない」と報告され、以後、極端なまでに、「Up-stream」治療は崩壊したかに受け止められている。今回、取り上げた論文は、ほぼ正常心機能の発作性心房細動に対する、ARBの発作再発抑制効果を検討している。

著者プロフィール

●井川修(日本医大多摩永山病院内科・循環器内科臨床教授)●尾野恭一(秋田大生理学教授)●古川哲史(東京医科歯科大難治疾患研究所教授)●村川裕二(帝京大付属溝の口病院第4内科教授)●渡邉英一(藤田保健衛生大内科学講師)[五十音順]

連載の紹介

What’s New in Electrocardiology by JSE
不整脈学や心電図学の主要雑誌の中から、その道の第一人者が「なるほど」とうなった新着論文をピックアップ、新しい知見のポイントを分かりやすく解説します。

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