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第5回 大動脈―腸骨動脈領域の治療2
慢性完全閉塞(CTO)にはどう対応すればよいか

2009/06/16
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 欧米では、慢性完全閉塞(CTO)に対する治療器具として、PioneerやOutbackといった特殊デバイスが使用できます(図1)。なかでもPioneerは血管内超音波と組み合わされており、超音波像を確認しながら、偽腔から真腔を穿刺することが可能です。腸骨動脈領域のCTOにはよく使用されています。しかし、本邦ではそれらのデバイスを使用できないので、ワイヤーでpenetrationするか、subintimal spaceでのtrackingを行うことになります。

著者プロフィール

井上直人(仙台厚生病院循環器内科主任部長)いのうえなおと氏。1982年京都府立医大卒。84年松下病院循環器内科、86年京都府立医科大学 第二内科修練医、88年京都第一赤十字病院循環器科。96年京都第二赤十字病院 循環器科、2002年同部長。2007年より現職。

連載の紹介

井上直人の「実践・下肢インターベンション」
5年ほど前から急速に日本で広まってきた下肢領域のインターベンション。筆者の井上直人氏はこの分野で先駆的な医師の1人だ。主任部長を務める仙台厚生病院循環器内科では、年間200例ほどを手がける。学会、講演会などで講演することも多い井上直人氏が豊富な症例を示しながら、教科書には載っていないポイントを分かりやすく解説。

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