脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端末フラグメント(NT-proBNP)は、心房細動(AF)発症の予測因子としても有用である可能性が示された。NT-proBNPが最高値の群では最低値の群に比べて、追跡期間中のAF発症のハザード比が4倍になっていた。本研究は、高齢の一般住民を対象とした米国での前向き研究Cardiovascular Health Studyの成果の1つとして、Circulation誌11月3日号に掲載された。
循環器プレミアム:新着文献
Circulation誌から
NT-proBNP濃度が心房細動発症の有力な予測因子に
病態生理に直接関係しているのかは、今後の検討課題
2009/11/10
岸野 美奈子=滋賀県赤十字血液センター
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