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Arch Intern Med誌から
中枢移行性ACE阻害薬は認知障害を抑制する可能性
高齢者対象のコホート研究から、非移行性薬の効果は否定的

2009/08/07
西村 多寿子=東京大学

 高血圧は認知症のリスク因子であるが、ACE阻害薬は降圧作用と独立して、認知機能に有益な作用があることが動物実験で示されている。高齢の高血圧患者を対象にした大規模コホート研究のデータから、ACE阻害薬の中でも血液脳関門を通過するタイプに、認知機能低下を抑制する効果がある可能性が示唆された。この結果はArch Intern Med誌7月13日号に掲載された。

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