心不全で初回入院をした約1万4000例を対象に、年齢や合併症、その後の入院回数に分けて予後を見たところ、65歳以上で慢性腎疾患などの合併症がある患者は生存率が低く、植込み型除細動器(ICD)の装着で院外突然死を100%予防できたとしても、延命効果はわずかしか期待できないことがわかった。この結果は、CMAJ誌 3月17日号に掲載された。
循環器プレミアム:新着文献
CMAJ誌から
心不全に対するICDの延命効果は限定的
合併症を持つ高齢者や入院回数が多い患者での有益性はわずか
2009/04/10
岸野 美奈子=滋賀県赤十字血液センター
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