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Lancet誌から
心房細動の発症を予測するリスクスコア完成
プライマリ・ケアで評価可能な指標で構成、フラミンガム研究より

2009/03/17
小塩 尚代=メディカルライター

 10年間の心房細動の発症を予測するリスクスコアが、プライマリ・ケアで評価可能な指標を用いて作成された。米フラミンガム研究によるもので、Lancet誌2009年2月28日号に掲載された。これまでの複数の研究から、心房細動の個々の危険因子は見出されていたが、それらを統合して個人の絶対リスクを予測する方法は存在しなかった。

 フラミンガム研究のoriginalおよびoffspringコホートを対象とした1968~1987年の調査から、45~95歳で心房細動を発症していない4764例を選択し、それぞれの追跡開始時から最長10年間、心房細動の発症を後ろ向きに調査した。この集団で心房細動との相関が認められた危険因子を用いてリスクスコアを作成した。それぞれのリスクを点数化し(表1)、総スコアを心房細動の10年間の発症リスクに対応させた(表2)。

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