閉塞性の肥大型心筋症(Obstructive HCM:Obstructive Hypertrophic Cardiomyopathy)に対する治療法として、経皮的カテーテルによる心室中隔アブレーションと外科的な中隔切除術を比較したところ、カテーテルアブレーションでも中隔切除術と同等の改善率および生存率が得られた。しかし合併症の頻度は高く、さらに65歳以下の患者では中隔切除術の方が成績は良好だった。この結果はCirculation誌7月8日号に掲載された。
循環器プレミアム:新着文献
Circulation誌から
閉塞性肥大型心筋症に対する心室中隔アブレーション
有効だが合併症および適応範囲の決定に課題
2008/08/18
岸野 美奈子=滋賀県赤十字血液センター
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