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左心不全に合併する肺高血圧治療の可能性はあるか?

2013/06/13
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 変なタイトルですが、最近、肺高血圧の治療が話題になっていますのでまとめてみました。肺高血圧はダナポイント分類によると、(1)肺動脈性肺高血圧、(2)左心疾患に伴う肺高血圧、(3)肺疾患または低酸素血症による肺高血圧、(4)慢性血栓塞栓性肺高血圧、(5)その他の肺高血圧に分類されます。肺動脈性肺高血圧では最近、プロスタグランジンI2製剤、エンドセリン受容体拮抗薬、ホスホジエステラーゼ5阻害薬を組み合わせる治療法が主流です。しかし私の専門である左心疾患に伴う肺高血圧の治療についてはあまりまとめたものが見当たらないので、今回原稿にしてみました。

著者プロフィール

佐藤幸人(兵庫県立尼崎病院循環器部長)さとうゆきひと氏。 1987年京大卒。同大循環器内科入局、94年に京大大学院修了。同科病棟医長を経て、2004年から兵庫県立尼崎病院循環器内科に勤務。 07年より同科部長。研究テーマは心不全のバイオマーカーなど。

連載の紹介

佐藤幸人の「現場に活かす臨床研究」
専門の心不全だけでなく、臨床全般に興味がある。過疎地の病院での臨床経験もある。そんな佐藤氏の持論は、「医療とは患者、家族、医師、パラメディカル、メディア、企業などが皆で構成する『社会システム』だ」。最新の論文や学会報告を解説しつつ、臨床現場でそれらをどう活かすかを考える。

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