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心エコー所見に頼らず心アミロイドーシスを拾い上げる方法

2010/03/16

 心アミロイドーシスの生前診断は困難だとされています。教科書的に心アミロイドーシスを疑う根拠としては、心エコーのgranular sparklingや拘束性障害が有名ですが、エコー所見に習熟していないと判定できません。確定診断は心筋生検ですので、これも専門施設でないとできません。このような理由により、循環器専門医でない限り心アミロイドーシスの早期診断は不可能というわけです。

著者プロフィール

佐藤幸人(兵庫県立尼崎病院循環器部長)さとうゆきひと氏。 1987年京大卒。同大循環器内科入局、94年に京大大学院修了。同科病棟医長を経て、2004年から兵庫県立尼崎病院循環器内科に勤務。 07年より同科部長。研究テーマは心不全のバイオマーカーなど。

連載の紹介

佐藤幸人の「現場に活かす臨床研究」
専門の心不全だけでなく、臨床全般に興味がある。過疎地の病院での臨床経験もある。そんな佐藤氏の持論は、「医療とは患者、家族、医師、パラメディカル、メディア、企業などが皆で構成する『社会システム』だ」。最新の論文や学会報告を解説しつつ、臨床現場でそれらをどう活かすかを考える。

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