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スタチンによる冠動脈プラーク退縮効果、エビデンス総覧

2009/10/02
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 従来、スタチンの心血管イベント抑制効果は、冠動脈イベントの1次予防、2次予防を中心に検討されてきました。最近ではスタチンの高感度CRP低下作用を検討した研究もありますが、これも「高感度CRPは心血管イベントの代理指標である」という仮定に基づく研究です。心血管イベントをエンドポイントとすると、1000例規模の比較検討が必要ですが、代理指標を用いると観察期間を短く、観察症例数も少なくできる利点があります。

著者プロフィール

佐藤幸人(兵庫県立尼崎病院循環器部長)さとうゆきひと氏。 1987年京大卒。同大循環器内科入局、94年に京大大学院修了。同科病棟医長を経て、2004年から兵庫県立尼崎病院循環器内科に勤務。 07年より同科部長。研究テーマは心不全のバイオマーカーなど。

連載の紹介

佐藤幸人の「現場に活かす臨床研究」
専門の心不全だけでなく、臨床全般に興味がある。過疎地の病院での臨床経験もある。そんな佐藤氏の持論は、「医療とは患者、家族、医師、パラメディカル、メディア、企業などが皆で構成する『社会システム』だ」。最新の論文や学会報告を解説しつつ、臨床現場でそれらをどう活かすかを考える。

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