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CKD患者に対する投与試験で、有効、無効の試験結果が混在
ある?ない?スタチンの腎保護効果―。私の回答はこうです。

2009/03/02
小田修司
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 心疾患と腎疾患には密接な連関があります。高血圧や慢性心不全患者において腎機能の悪化は心臓の病態とは独立した予後規定因子であることから、心腎連関がトピックスとして取り上げられています。高血圧、心不全の領域では、ともに早期から腎保護効果を期待してACE阻害薬やアンジオテンシンII受容体阻害薬(ARB)を使用しようという動きになっていて、既に日本腎臓学会、日本高血圧学会の「CKD(慢性腎臓病)診療ガイド」や日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン2009」にも記載されています。

著者プロフィール

佐藤幸人(兵庫県立尼崎病院循環器部長)さとうゆきひと氏。 1987年京大卒。同大循環器内科入局、94年に京大大学院修了。同科病棟医長を経て、2004年から兵庫県立尼崎病院循環器内科に勤務。 07年より同科部長。研究テーマは心不全のバイオマーカーなど。

連載の紹介

佐藤幸人の「現場に活かす臨床研究」
専門の心不全だけでなく、臨床全般に興味がある。過疎地の病院での臨床経験もある。そんな佐藤氏の持論は、「医療とは患者、家族、医師、パラメディカル、メディア、企業などが皆で構成する『社会システム』だ」。最新の論文や学会報告を解説しつつ、臨床現場でそれらをどう活かすかを考える。

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