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ベアメタルとの比較で長期死亡率を抑制
急性心筋梗塞にはDESかBMSか?

2008/11/04
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薬剤溶出性ステントではベアメタルステントよりもステント血栓症が遅れて生じることにより、かえって長期予後は悪いのではないかとの懸念さえもありました。今回の検討はこのような背景で行われましたが、本論文の結論としては、急性心筋梗塞に対しては、再インターベンション率と長期死亡率を抑制する観点から、薬剤溶出性ステントを使用することが、ベアメタルステントの使用に比較して、むしろ推奨されるべきということだと思われます。

著者プロフィール

佐藤幸人(兵庫県立尼崎病院循環器部長)さとうゆきひと氏。 1987年京大卒。同大循環器内科入局、94年に京大大学院修了。同科病棟医長を経て、2004年から兵庫県立尼崎病院循環器内科に勤務。 07年より同科部長。研究テーマは心不全のバイオマーカーなど。

連載の紹介

佐藤幸人の「現場に活かす臨床研究」
専門の心不全だけでなく、臨床全般に興味がある。過疎地の病院での臨床経験もある。そんな佐藤氏の持論は、「医療とは患者、家族、医師、パラメディカル、メディア、企業などが皆で構成する『社会システム』だ」。最新の論文や学会報告を解説しつつ、臨床現場でそれらをどう活かすかを考える。

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