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末期慢性心不全について考える vol.1
外来点滴は「入院回避」に有効か?

2008/08/08

◆今回の注目論文◆

BNP製剤ネシリチドの外来点滴治療の可能性について(多施設試験FUSION II、全体解析ではプラセボ群と有意差なし)


「Safety and Efficacy of Outpatient Nesiritide in Patients With Advanced Heart Failure: Results of the Second Follow-Up Serial Infusions of Nesiritide (FUSION II) Trial」

Clyde W. Yancy, Henry Krum, Barry M. Massie, Marc A. Silver, Lynne Warner Stevenson, Mei Cheng, Sun Sook Kim, Rosemary Evans for the FUSION II Investigators.
Circ Heart Fail. 2008;1:9-16.

著者プロフィール

佐藤幸人(兵庫県立尼崎病院循環器部長)さとうゆきひと氏。 1987年京大卒。同大循環器内科入局、94年に京大大学院修了。同科病棟医長を経て、2004年から兵庫県立尼崎病院循環器内科に勤務。 07年より同科部長。研究テーマは心不全のバイオマーカーなど。

連載の紹介

佐藤幸人の「現場に活かす臨床研究」
専門の心不全だけでなく、臨床全般に興味がある。過疎地の病院での臨床経験もある。そんな佐藤氏の持論は、「医療とは患者、家族、医師、パラメディカル、メディア、企業などが皆で構成する『社会システム』だ」。最新の論文や学会報告を解説しつつ、臨床現場でそれらをどう活かすかを考える。

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