日本の死亡原因において、心疾患は長年第2位を占めています。国民の2人に1人が一生に一度は心疾患に罹患し、7人に1人が心疾患で死亡する時代となっています。最近では「心不全パンデミック」という言葉も使われるようになり、超高齢化社会を迎えた我が国では「加齢性心不全」も増えていることから、心疾患の中でも特に心不全対策が急務とされています。

 心不全に関して、近年「無症候性左室機能不全(Asymptomatic left ventricular dysfunction:ALVD)」という概念が注目されています。ALVDは人口の1.4~2.2%を占めるとされており、高齢者に限るとその割合は9%にも上ります。

AIが心電図を読み無症候性の心不全を予想するの画像

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