1日の睡眠時間は7~8時間が良いなどと言われていますが、米国では成人の半分がこれ以下の時間しか眠っていません。日本に至っては平均睡眠時間が6時間半と、先進国の中で最も睡眠時間が少ないとされており、7~8時間の睡眠を取れているのは成人の3分の1にも満たないのではないでしょうか。日本人の約30%が不眠症を患っているとも言われています。

 睡眠不足あるいは睡眠障害は、肥満、糖尿病、癌などとともに、心血管疾患のリスクになることが知られていますが、そのメカニズムについては良く分かっていません。今年2月のNature誌に、睡眠不足が動脈硬化を引き起こすメカニズムについての研究が発表されました。睡眠不足は交感神経を活性化するので、小生を含めてこれが関係するのではと考える人が多いかと思いますが、本論文では交感神経の活性化以外のメカニズムが関係すると結論しています。

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