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心腎連関の機序に迫る東大の研究
交感神経とマクロファージが関与する

2017/07/04
心腎連関の機序に迫る東大の研究の画像

 皆さんご存知のように、慢性心不全の患者さんの40%以上が慢性腎疾患(CKD)を持つことから、心臓と腎臓には密接な関連があり、「心腎連関」と呼ばれて注目されています。その機序として、心拍出量の低下による腎血流低下、あるいは腎臓のうっ血が挙げられます。臨床家の先生方は、そのどちらかが分かれば治療の方針が立てられるので十分という方も多いと思いますが、分子レベルでのメカニズムが解明されれば画期的な治療戦略につながる可能性もあります。

著者プロフィール

古川哲史(東京医科歯科大学難治疾患研究所生体情報薬理学分野教授)ふるかわてつし氏。89年東京医科歯科大学大学院医学研究科博士課程修了。米国マイアミ心臓研究所、マイアミ大学留学を経て、94年東京医科歯科大学難治疾患研究所自律生理分野・助手。99年秋田大学医学部第一生理学講座・助教授、2003年4月より現職。

連載の紹介

古川哲史の「基礎と臨床の架け橋」
臨床医から基礎医学の研究に身を転じた古川哲史氏に、ワンランク上の臨床を実践するために知っておいた方がいい基礎知識を、論文トピックスを材料に解き明かしてもらいます。

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