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心房細動は陸生生活と共に生じた進化形不整脈?
肺血管は心臓流入路と共通の前駆細胞から発生

2013/10/01
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 カエルが、オタマジャクシのときはエラ呼吸をし、カエルになってから肺呼吸をすることからも分かるように、肺は生物が陸生生活を営むようになるとともに獲得された器官である。この肺は心臓と一緒に発生する。肺は3胚葉のうち内胚葉起源、心臓は中胚葉起源であり、これらの異なった胚葉由来の器官がどのようにして共発生するのかは不思議である。その鍵は、両者を結ぶ肺血管にありそうだ。肺血管は、臨床面でも肺高血圧症やほとんどの肺静脈の起源が肺静脈にあることなど、昨今注目度が高い。今月は肺血管が心臓の流入路と共通の前駆細胞(心肺前駆細胞)から発生することを明らかにした下記の論文を紹介する。

著者プロフィール

古川哲史(東京医科歯科大学難治疾患研究所生体情報薬理学分野教授)ふるかわてつし氏。89年東京医科歯科大学大学院医学研究科博士課程修了。米国マイアミ心臓研究所、マイアミ大学留学を経て、94年東京医科歯科大学難治疾患研究所自律生理分野・助手。99年秋田大学医学部第一生理学講座・助教授、2003年4月より現職。

連載の紹介

古川哲史の「基礎と臨床の架け橋」
臨床医から基礎医学の研究に身を転じた古川哲史氏に、ワンランク上の臨床を実践するために知っておいた方がいい基礎知識を、論文トピックスを材料に解き明かしてもらいます。

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