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4月閲覧ランキング・ベスト10発表
1位は「tPA治療を発症6時間で無効にする『angiophagy』」

2014/05/09

 4月の閲覧ランキングを発表します。どれだけ読まれたかの目安となるページビューという単位をもとに調べたところ、「tPA治療を発症6時間で無効にする『angiophagy』」が1位でした。東京医科歯科大学難治疾患研究所生体情報薬理学分野教授の古川哲史氏のブログ記事です。塞栓を食べる血管内皮細胞が主役である「angiophagy」に焦点を当て、tPA治療の無効化に関連している可能性を明らかにした論文について解説したものでした。以下、ベスト10を紹介します。

 2位には「『評価が最も高い抗凝固薬』は何か」でした。昨年春から継続的に実施している新規経口抗凝固薬についての調査結果です。今回もリバーロキサバンが1位でしたが、2位のアピキサバンとの差は前回調査(1月)に比べて縮小しました。前回と比べると、1位を維持したリバーロキサバンが15.0ポイント減となった一方、アピキサバンが12.3ポイント増となったのが今回の特徴の1つでした。

 それぞれの選ばれる理由について調べたのが8位に入った「評価する理由に浮かぶ新規抗凝固薬の特徴」でした。リバーロキサバンは、前回調査(1月)と比べると、「使い慣れている」が12.8ポイント増加していました。その一方で、「ベネフィットとリスクのバランスが優れている」が20.0%から11.3%へ8.7ポイント減少したのが注目点でした。医薬品医療機器総合機構(PMDA)が1月末に、「リバーロキサバン錠服用中の間質性肺炎について」の注意喚起を行いましたが、これが調査結果に影響した可能性も考えられます。

 一方のアピキサバンは、評価する理由として「腎機能が低下している症例でも比較的使いやすい」が53.8%(前回59.2%)と最多でした。「出血リスクが少ない」も45.0%(同20.4%)と続きました。前回との比較では、「出血リスクが少ない」が24.6ポイント伸びたのが目立っています。

連載の紹介

循環器プレミアム編集部から
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