2012年12月に行いました「2012年11月公開記事に関するアンケート」にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。今回も411人の先生方にご回答いただきました。この場を借りて、厚くお礼申し上げます。
今回の閲覧ランキングをみますと、抗血栓症薬関連の記事が上位を占めたことが特徴の1つでした。ダビガトランをはじめ、リバロキサバン、エドキサバン、アピキサバンと新規抗凝固薬が相次いで開発され、臨床応用が始まったという背景があると思われます。今後とも最新情報を追いかけて行きたいと思います。
1位・第29回日本心電学会学術集会●ワルファリン療法の至適INRは70歳未満でも1.6~2.6(11月2日)
3位・Lancet誌から●アピキサバンによる脳卒中、出血の予防効果はリスクの高さによらずワルファリンよりも良好(11月30日)
4位・第29回日本心電学会学術集会●ダビガトランが最小用量の220mg/日でも過剰投与と予想される心房細動患者は30%存在(11月7日)
6位・第44回●抗凝固療法に伴う大出血の人種差を考える(11月6日)
もう1つの特徴は、新講座「ワンランク上の英語発表を目指して(入門編)」から、以下の記事が8位にランクインしたことです。臨床に直結する学術的なコンテンツはもちろんですが、今後も研究発表に関連するノウハウにつきましても取り上げて行く予定です。
欧米の査読者が納得する英語論文に向け●日本人が英語論文を書くときに留意したい点(11月29日)