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1月の閲読1位は「カンデサルタン対ロサルタン」

2011/03/17

被災地の先生方、各地で避難されているすべての皆様にお見舞い申し上げると共に、被災地の1日も早い復興を心より祈念いたします。


 今年2月に行った「2011年1月公開記事に関するアンケート」、ご協力ありがとうございました。今回も456人の先生方にご回答いただきました。この場を借りて、お礼申し上げます。

 さて、2011年1月の閲読1位は「JAMA誌から●カンデサルタンはロサルタンより心不全予後を改善」でした。

 スウェーデンの心不全患者のレジストリーデータを用いた後ろ向きの検討ですが、ロサルタンが投与されていた患者よりもカンデサルタンが投与されていた患者の方が、予後は良好だったというものです。アンジオテンシンII受容体阻害薬(ARB)の製品間での薬理学的な作用の違いが臨床的にどれくらいの差として生じるのか、循環器医の関心を強く引いたと推定します。

 2位は「新薬剤情報●新規抗血栓薬ダビガトラン、わが国でも承認」でした。メーカーや欧米の規制当局が発表した広報資料が主たる情報源となる「新薬剤情報」が、このベスト10に入ることはまずありません。しかも2位というのは空前絶後ともいえます。“あのダビガトラン”の国内承認を報じたものだったため、多くの読者に読まれたのでしょう。

 なお、当のダビガトランは3月11日に薬価収載されたのですが、メーカーから発売についてのアナウンスはまだありません。そこで問い合わせたところ、3月14日に発売を開始したとのことでした。「社会状況をかんがみて発表は控えているが、3月14日に発売を開始し、既に通常の流通ルートで注文することが可能になっています」(日本ベーリンガーインゲルハイム広報)とのことでした。

連載の紹介

循環器プレミアム編集部から
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