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8月の閲読1位は「LDL-C直接測定法では過大評価」

2010/10/14

 9月に行った「2010年8月公開記事に関するアンケート」、いつもながらのご協力ありがとうございました。今回も471人の先生方にご回答いただきました。この場を借りて、お礼申し上げます。

 2010年8月に公開した循環器プレミアムのオリジナル記事中、「お読みいただいた」との回答が最も多かった記事は「日本動脈硬化学会2010●LDL-C、直接測定法では過大評価の可能性」でした。

 低比重リポ蛋白コレステロール(LDL-C)の直接測定法は、中性脂肪が高いといった条件下ではキット間のバラツキが大きくなるなど、必ずしも正確な値が出ないことが明らかになっています。このことは循環器プレミアムでも、過去に何回か紹介しました。今回の記事では、一般の病院を受診している患者を対象にした検討でも、直接測定法ではフリードワルドの式よりも10mg/dL程度高めに出ていたことを報じました。

 演者は、「直接測定法で高めに出てしまう結果、脂質異常症と診断され必要のない治療を受けてしまう患者が10%以上増加してしまう」と警鐘を鳴らしています。特殊な条件の患者だけでなく、日常診療でも直接測定法の影響が及んでいることを気付かせたという点で、読者の記憶に強く印象が残ったのではないでしょうか。
 

連載の紹介

循環器プレミアム編集部から
「日経メディカルオンラインを、循環器医向けにカスタマイズしよう」としてできたのが、「日経メディカル Online循環器プレミアム」(通称:循環器プレミアム)。本サイトの独自コンテンツは、編集部員が全世界から集めました。このコーナーでは取材を通じて編集者が考えたことを、ブログ形式で綴ります。

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