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8月に最も読まれた記事は、nonHDL-Cの有用性について

2009/10/22

 先月実施した「2009年8月公開記事に関するアンケート」、いつもながらご協力ありがとうございました。311人の先生方にご回答いただきました。

 「お読みいただいた」との回答が最も多かった記事は、「LDL-CよりもnonHDL-Cの方がイベント予測因子として有用」でした。第41回日本動脈硬化学会のシンポジウムを取材したもので、総コレステロール(TC)から高比重リポ蛋白コレステロール(HDL-C)を差し引いたnonHDL-Cについて、イベント予測因子としての有用性を検討した久山町研究の結果を中心にまとめた記事です。

 冠危険因子の1つとしてゴールドスタンダードになっている低比重リポ蛋白コレステロール(LDL-C)よりも、さらによい指標になる可能性を秘めるという意外感から、読者の記憶に残ったのではと推定します。

 第2位は、Arch Intern Med誌の「抗凝固療法の至適INR、心房細動患者は3.0」、第3位は「スタチンによる治療は後期高齢者でも有用性が期待できる」でした(図1)。なお、1位、3位、5位の話題が、同じ日本動脈硬化学会の話題でした。大規模な学会ならインターネットに特設サイトができ速報されますが、その機会が少ない学会に、読者の情報ニーズがありそうです。

 読者を引きつけたキーワードとして、今月読まれた記事から特徴的なものを探すと、「nonHDL-C、Sicilian Gambit、インクレチン作動薬、降圧薬+スタチン合剤、糖尿病診断基準」などが挙げられるでしょう。

連載の紹介

循環器プレミアム編集部から
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