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2008年のAHAでは、LDLコレステロール(LDL-C)値が上昇しておらず、心血管疾患の既往がないものの、高感度C反応性蛋白(hsCRP)が2mg/L以上となってしまっている男女を対象にスタチンの心血管疾患発症抑制効果を評価したJUPITER試験の結果が発表されました。
試験の結果、プラセボ群に対しスタチン投与群の累積発症率は44%減少することが確認されました(ハザード比0.56 95%CI:0.46-0.69、p<0.00001)。NNTは25人でした。
この米国人を対象とした試験結果が発表された結果、米国のスタチン投与・投与推奨者は、現在の60%から80%と20ポイント上昇するという調査結果も発表されています。
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JUPITERの結果を適用するとスタチン推奨者は20%増加に