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説明義務違反による賠償、裁判所はこう判断する

2020/09/24
大島 眞一(大阪高裁 部総括判事)

 今回は、前々回の続きで、医療訴訟において損害額がどのように決められているかをご紹介します。前々回は、患者が医師の過失により死亡したり障害が残った場合の損害額について述べました。今回は、その他の場合の損害を見ていくことにします。

著者プロフィール

おおしま しんいち氏●1984年神戸大学法学部卒、司法修習生(38期)。京都地裁判事、大阪高裁判事、神戸大学法科大学院教授、大阪地裁判事などを経て、2017年徳島地家裁所長、2018年奈良地家裁所長、2020年2月より現職。大阪地裁では医療訴訟を扱う医事部の総括を務めた。『Q&A医療訴訟』(判例タイムズ社)などの著書がある。

連載の紹介

裁判官が語る医療訴訟の実像
医療訴訟が提起されたらどのようなプロセスを経て和解や判決に至るのか、個々の裁判に影響を与えるリーディング・ケース(重要判例)とは――。大阪地裁で医療訴訟を専門に取り扱った経験を持つ著者が、これまでの経験を踏まえ、医療訴訟の実像を分かりやすく紹介します。
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